JA宮城中央会は3月13日(月)、JAの組織基盤強化に向けたトップセミナーをJAビル宮城で開き、JAの常勤役員や幹部職員ら約180人が参加しました。
滋賀県立大学の増田佳昭教授は、「協同組合は人の組織ゆえに新陳代謝が難しいが、JAと組合員はつながりがあってこそ。普段から次世代の組織化を進めることが大事だ」と強調しました。
また、「強引なJA改革に正当性はないが『悪法も法』。やるべきことはやらないと改革の遅れを口実に、政府はいくらでも口出ししてくる」と指摘。受け身になるだけでなく、改革の姿勢を打ち出すよう促し「攻撃を跳ね返して『あってよかった』といわれるJAを目指してほしい」と呼びかけました。
講演する増田教授