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第45回日本農業賞宮城県表彰式・祝賀会を開催しました


 3月30日(水)、仙台市で「第45回日本農業賞」にかかる宮城県表彰式・祝賀会を開催し、県代表である「有限会社 薬師農産」(大郷町)、同じく県代表で全国では「優秀賞」を受賞した「JAみやぎ亘理いちご部会」(亘理町・山元町)を表彰し、その受賞を祝しました。

 

 日本農業賞は、日本放送協会(NHK)、全国農業協同組合中央会、都道府県農業協同組合中央会が主催する表彰事業で、意欲的に経営や技術の改善に取り組み、地域社会の発展にも貢献している優秀な農業者・集団を選考し、表彰しています。

 第45回となる今回では、個別経営の部の宮城県代表として大郷町の「有限会社 薬師農産」、集団組織の部の宮城県代表として亘理町・山元町の「JAみやぎ亘理いちご部会」を選出しました。

 「有限会社 薬師農産」は、「地域を地域で守る」を理念に、地域に根ざした農地の受け皿機能を担う経営体を目指して平成18年に法人化を果たし、「自らの収益性を確保」しながらも、「地域を守るための農地管理」を両立させた、稲作を中心とした土地利用型農業を実践し堅実な黒字経営を実現しています。

 「JAみやぎ亘理いちご部会」は、多くの生産者の生産基盤・生活基盤に被害を与えた東日本大震災から「東北一のいちご産地」としての復活を果たすため、各地区の「いちご生産連絡協議会」を発展的に解散させ、組織の団結力を強固した統一組織として設立しました。市場への訪問調査や消費宣伝会の開催、消費者目線での検査などにより、みやぎ亘理の仙台いちごが継続的に復興をしてきていることをアピールし続け、販売額は震災前の約8割まで伸ばしています。

 「JAみやぎ亘理いちご部会」においては、大震災から「東北一のいちご産地」として復興を成し遂げた全国有数の取り組みが評価され、「優秀賞」も受賞しました。

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