
JA宮城中央会は10月5日、仙台市のJAビル宮城で平成23年度県広報活動優良JA選定「JA広報大賞審査会」を開きました。県内JAの広報活動の中から優れた取り組みを表彰し、紹介することで広報活動を強化するために毎年開催しています。
県内の広い範囲で東日本大震災の被害を受けた今年度においても、6JAから応募があり、審査員が広報誌やホームページ、イベント活動等を総合的に審査しました。
大賞 JAみどりの |
受賞理由: |
おしゃれで手に取りやすいコミュニティー誌や、管内の食・農を伝えようという意図がよくわかるホームページなど、総合的に高い評価でした。広報誌の「GO!ファーマー!」では農業振興に関わる内容を企画力でうまくまとめています。ラジオ番組で定例コーナーを持っているなど、全体にのびのびとバランスよく広報活動ができています。 |
金賞 JA仙台 |
受賞理由: |
全体的に消費者や次世代に食や農業をおしゃれに伝えようというコンセプトがしっかりしています。コミュニティー誌「グリーンウェル」は女性たちの興味をそそる実用記事がふんだんに掲載されすばらしい出来です。 |
銀賞 JAみやぎ登米 |
受賞理由: |
コミュニティー誌「ほっ登米~る」は時事情報を取り上げ表紙もインパクトがあるレイアウトで意欲的です。新聞折込にしているところもPRに効果的です。また、ラジオ番組との連携が積極的な取り組みとして評価されました。 |
銅賞 JA加美よつば |
受賞理由: |
地域コミュニティー誌「Coming」のインパクトある表紙とみんなのよい食プロジェクトのロゴマークを上手に取り入れているところが評価されました。ホームページも内容豊富です。 |
審査委員長を務めた日本農業新聞東北支所の堀越次長より
「東日本大震災の後も組合員広報誌で特別号を組むJAがあるなど、地域に密着した情報を届けるJA広報の大切さが再認識されたと思います。広報活動の内容は、食農教育、JAや組合員活動、女性参画など多彩で、JAごとに地域性豊かで見やすさも向上しています。今後は、情報収集で各部署との連携をさらに深め、農家の所得向上や地域活性化策などに踏み込んだ内容にも挑戦してほしいですね。」